悪友は親友なり
仕事がうまくいかず
気分も落ち込む一方で
人と会う時間も少なくなってくると
殻にどんどん入っていく
30年近く付き合いのある友人は
そんなオレの気も知らず
追い討ちをかけるようにけなしまくる
おれは
腹からモヤモヤしたのが噴出し
「見てろよ!絶対やってやる!」
そんなオレに友人は
「別にけなすつもりはないけどな。」
なんてすました顔
まあ、そのおかげで
沈んだ気持ちも吹き飛んで
再び前を向き 歩き出す
やっぱり持つべきものは友達と
つくづく思い知らされた夜だった